華道部お稽古20/01/09(近畿大学医学部放射線医学・高度先端総合医療センターPET・細野眞・Makoto Hosono・Kindai University)

いけばな

今日は、2020年初めてのお稽古です。
アジサイ、ナノハナ、チューリップの3種を傾斜型に生けました。
アジサイは冬の季節はこのような素っ気ない枝です。主枝とその添え枝、副枝、繋ぎ2本の5本を生けます。チューリップを2本、前と後ろに生けます。前のチューリップの側にチューリップの葉を補います。ナノハナ3本を客枝、中間高、中間低に生けます。このように書くと簡単そうですが、5本のアジサイはそれぞれ矯めたり、長さにメリハリをつけたり、枝先の可愛らしい葉が引き立つようにします。そして2つチューリップの花の配置と向きにも熟慮があって、ほどよい距離感を保っており、これが近すぎては全体のバランスがとれません。ナノハナにも工夫があり、葉のボリュームが大きくて鬱蒼とするので、適宜ちぎって小さくすると見違えるようにすっきりします。どの枝ひとつとっても、しかるべき場所に配置され、そこに生けてある意味を持っています。

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