写景盛花様式本位・近景として、ホトトギス、コギク、ヒカゲ(日陰)の3種を生けました。剣山はいつもの2個に加えて、手前右に1個置き、計3個とします。ホトトギスの5本を、主枝、副枝、中間高、中間低、副枝の足元に生けます。コギクは左に2本、手前右に3本とします。これらは定型的な約束事の配置です。優雅な姿のホトトギスの足元にコギクが群れ咲いている景色を映し出します。ヒカゲを敷き詰めて、少し水面を残すと秋の風情らしくなります。
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